
チワワと暮らしていると、
「いつになったら落ち着くんだろう?」
と思う時期があるかもしれません。
我が家も、生後3ヶ月のロングコートチワワを迎えてから、外出時や帰宅時の吠え、興奮した時の反応などを見ながら、
「成犬になれば自然に落ち着くのかな?」
と思っていました。
それから時間が経ち、現在は1歳半を過ぎています。
今振り返ると、答えは
「○ヶ月になったら落ち着いた」
という様に、単純に言えるものではありませんでした。
生活全体はかなり安定しましたが、
子犬の頃に気になっていた行動が、全部なくなったわけでもありません。
我が家では、「落ち着く」という言葉の解釈そのものが、以前とは少し変わりました。
8ヶ月頃までは「この吠えはいつまで続くんだろう」と思っていた
8ヶ月頃に特に気になっていたのが、外出時と帰宅時の吠えでした。
帰宅時には、ネットで調べた「反応せず無視する」という対応を 3ヶ月以上試しましたが、我が家では大きな改善は感じませんでした。
当時は「成長すれば自然に落ち着くのかな」と思っていましたが、1歳半を過ぎた現在も、この反応自体は残っています。
※吠えへの対応や具体的な場面については、こちらの記事で詳しくまとめています。
👉 チワワはよく吠える?実際に飼って分かった吠える場面と個体差
1歳半を過ぎて変わったこと|生活の自由度が大きく増えた
吠えだけを見ると、
「まだ落ち着いていないのでは?」
と思うかもしれません。
でも、子犬の頃から現在までを振り返ると、変わったことはかなりあります。
留守番はケージ中心からフリーへ変わった
迎えたばかりの頃は、留守番中の安全を優先して、ケージの中にベッド・トイレ・給水器を置いていました。
成長して家の中で過ごすことに慣れてからは、留守番中もフリーで過ごせるようになりました。
途中、1階のケージを撤去したことで、それまで安定していたトイレを失敗した時期もあります。
環境を変えれば、成長していても一時的にトイレがうまくいかなくなることがありました。
それでも、その後は新しい環境にも慣れ、現在は、ケージに入れずフリーで留守番させています。
子犬の頃には、
「いつからフリーにして大丈夫なんだろう?」
と考えていたことを思うと、大きな変化です。
👉 チワワの留守番はどうしてる?子犬期のケージからフリーまで我が家の安全対策
自分で落ち着いた時間を過ごす事も増えた
子犬の頃は、安全に過ごせる場所をこちらがかなり意識していました。
現在は、家の中で自由に過ごしています。
2階には今もケージを残していますが、扉は基本的に開けたままです。
それでも、眠そうな時や、一人で休む時には、自分からケージに入ることがあります。
子犬の頃は、「安全のために入れておく場所」
という意味が強かったケージが、
今では、「自分から休みに行く場所」
になりました。
👉 チワワにケージは必要?実際に使い続けて分かった「あり・なし」より大事なこと
こういう変化を見ると、
犬が静かになったかどうかだけで測れない成長もある
と感じます。
1歳半を過ぎても変わらなかったこと|外出・帰宅時などの吠え

一方で、成長したからといって変わらなかった行動もあります。
現在も我が家では、家族が外出する時、帰宅した時、インターホンや物音、ゴミ袋などに反応してよく吠えます。
こうした反応が、1歳を過ぎれば自然に落ち着いていくということは、我が家ではありませんでした。
ただ、以前は些細なことで気になっていた事も、今では「その子らしい行動」として受け止める余裕があります。
もちろん、吠えや噛む行動をすべてそのままにしていいという意味ではありません。
住環境によっては周囲への音も気になりますし、噛む行動に関しては安全面を別に考える必要があると思っています。
「落ち着く=吠えなくなること」だと思っていた
以前は、「落ち着く」というと、
吠えなくなる。興奮しなくなる。もっと静かになる。
そんな状態を想像していました。
でも今は違います。
遊ぶ時は遊びます。家族が帰ってくれば興奮します。気になる物には吠えます。
一方で、留守番ができるようになり、自分から休む場所を選ぶなど、生活はずいぶん安定しました。
「反応がなくなること」ではなく、「その子なりの生活が安定してくること」
を、落ち着いてきたと思うようになりました。
犬だけが変わったのではなく、家族の受け止め方も変わっていった
ここは、子犬の頃には想像していなかった変化です。
以前は、帰宅時などに激しく吠えられることが大きなストレスでした。
どうすれば吠えなくなるのか、何をすればいいのかと、そこばかり考えていました。
現在も吠えること自体はあります。
でも、以前は「また吠えている」とストレスに感じていた同じ行動を、今ではその子らしい反応として受け止める場面が増えました。
もちろん、困る行動をすべて受け入れればいいということではありません。
ただ我が家では、
「全部なくさなければいけない困った行動」と考えていた頃から、その子が何に反応しているのかを見るようになった
という変化がありました。
犬だけではなく、
一緒に暮らす家族側も、少しずつ落ち着いてきたのかもしれません。
もし、8ヶ月頃の自分に言えることがあるとすれば
もし、生後8ヶ月頃の自分に今の経験から伝えるなら、
「1歳になっても急に全部変わるわけではないよ」
と言います。
成長とともに自然に変わったこともあります。
環境を変えたことでできるようになったこともあります。
逆に、長く変わっていない行動もあります。
だから、
「あと何ヶ月待てば落ち着く?」
だけを考えるより、
半年前と比べて、何ができるようになったか
を見る方が、我が家には合っていました。
後をついて回ることもその一つです。
家の中では後をついてくることがありますが、留守番は問題なくできます。
何か一つの行動だけを見て、
「まだ落ち着いていない」
と決めなくてもいいと思います。
まとめ|1歳半を過ぎても変わらないものはある。それでも暮らしは落ち着いた

「チワワはいつ落ち着く?」
この問いに、我が家の経験だけで答えるなら、
「○ヶ月で急に落ち着いた、という時期はありませんでした」
となります。
Merck Veterinary Manualでは、社会的な行動や人・犬との関わりがより安定していく「社会的成熟」は12〜36ヶ月頃とされており、その時期には幅があります。
我が家では、子犬の頃より暮らしが明らかに安定しました。
留守番の仕方も変わりました。
家の中で過ごせる範囲も広がりました。
家族も、その子が何に反応しているのか分かるようになりました。
一方で、1歳半を過ぎても外出時や帰宅時などに吠えることはあります。
だから今は、
落ち着く=何もしなくなる
とは考えていません。
できることが増える。生活のリズムができる。家族も犬の反応を理解できるようになる。
その積み重ねで、
「前よりずいぶん暮らしやすくなったな」
と感じるようになる。
我が家にとっては、それが「落ち着いてきた」ということでした。

